ただいまエルサルバドルにおります。 25日夜にコスタリカに入り26日午前中に訪問先のコーヒーをまずカッピング。 26日午後より2日間たくさんの農園を訪問。 先にカッピングをしておくと、気になる点が確認できてよかったです。
コスタリカは3年ぶりの訪問ですが、劇的な変化を遂げていました。 政府の援助を受け小規模生産者(家族経営者も含め)が、ミル(外皮や果肉を除去する機械)を購入し、自分たちで収穫後の処理をし始めています。
今までは、チェリー(収穫したての外皮つきのコーヒー豆)のまま売るか、農協に持っていくか、処理場に持ち込んで処理しているか、といったことをしないといけませんでした。
自前の処理設備をもったことで、熱心な生産者はより良いコーヒーを作ることができます。 コーヒーの雑味の有無、酸のさわやかさ、なめらかさ、クリーミーな風味などは収穫後の処理によるところが大きいのだということを彼らは良くわかっています。
もちろん手間にかかる仕事にはコストがかかります。 収穫時に完熟実のみをとる、ということはとても重要ですが、そのためには手間賃を余計に払わないといけません。 とくにコスタリカは物価の高い国なので、豆の価格もかなり高くなります。
ですが、今年は2年ぶりにすばらしいコスタリカを買いたいと思います。 ご期待ください。
店主 糸井優子
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