11月の2割増量コーヒー豆 『パプアニューギニア バージンマウンテン』『グアテマラ マラカトゥラ』
※パプアニューギニア バージンマウンテンは販売終了となりました。
今月の2割増量コーヒー豆は2種類です。
1、パプアニューギニア バージンマウンテン
《アプリコット、ハニー、しっかりとした飲み口》
国 : パプアニューギニア
エリア : 東部山岳地帯、ノリコリバレー
生産者 : 小規模生産者
標高 : 1,600m以上
品種 : ティピカ、アルーシャ
精製方法 : ウォッシュト
パプアニューギニアから輸出されているほとんどのコーヒーは、小規模生産者の持つ「コーヒーの庭」と呼ばれる2ヘクタールほどの農園で栽培されています。2ヘクタールの土地では約2,000本のコーヒーが植えられています。これらの農園では通常、マメ科の植物と混栽され、シェードツリーとしても活用されています。パプアニューギニアではプランテーションとよばれる大規模農園もありますが、1975年の独立以降、海外からの地主が国を去っていっているため、大農園の数は激減しています。これらの大農園は、小区画に分けられ、テナントとして農家に貸し出されています。各農家は一族により営まれており、このバージンマウンテンもこれらの小規模生産者達により栽培されています。
東部山岳の街、カイナントゥからアイユラ・バレーまでオフロードを走り、さらに丘を越えてノリ・コリ・バレーまで入ります。このコーヒーがバージンマウンテンと呼ばれる由来は、その特徴的な特殊な地域性にあります。コーヒーの木は他民族の慣習的な境界線となっている奥地にあり、原生林の周辺の肥沃な斜面に植えられています。
このコーヒーのキーマンであるベン・アキケは仲介業を営んでいます。彼は小規模生産者が生産処理をしたパーチメントコーヒーを買い集め、輸出業者に販売することが仕事でした。しかし、今では自らウォッシングステーションを所有し、今まで各家庭で処理がされていたコーヒーチェリーをより良い設備で処理をして、高品質なコーヒーを生産することで周辺地域に大きな貢献をしています。
このコーヒーの甘く、アプリコットを思わすスペシャルティコーヒーはそんな彼らの努力により作られました。
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2、グアテマラ サンホルヘ農園 マラカトゥラ種
《爽やかなフレッシュフルーツの風味》
国名 : グアテマラ
農園名: サンホルヘ農園
農園主: Barsen Lemus(バルセン レムス)
地域 : パレンシア グアテマラシティ
標高 : 1500m
品種 : マラカトゥーラ
精製方法: ウォッシュト
この農園は、カフェタイムが毎年訪れている農園の一つです。
サンホルヘ農園はレムス(Lemus)家が所有する農園です。農園の歴史は1954に始まり、初期は豆類やトウモロコシなどを栽培していました。その後コーヒーの栽培が始まりましたが1999年までは地元の仲介業者にコーヒーチェリーを販売していました。ですが2005年には敷地内ウェトミルや乾燥場が完成し、高品質なコーヒー作りが可能になりました。
2006年、2010年にはカップオブエクセレンスに入賞をした素晴らしい農園です。今では父親のトゥリオ(Tulio)さんに代わり息子のバルセンさんが高品質なスペシャルティコーヒー作りを引き継いでいます。
マラゴジッペとカトゥーラを掛け合わせたマラカトゥーラという品種です。グアテマラならではの重さと、品種由来の上品で爽やかな風味がお楽しみいただけます。
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